雪中送炭通信 本紙号 2015 12月号 vol.44

INDEX 雪中送炭通信2015年12月号目次

今月の特集/2015年を振り返って

海外、特に中国から日本の高い医療技術を求めて訪日する人が増えており、今年は弊社の業務も大きく拡大した年になりました。そこで、実際に中国人を対象とした医療の現場で活躍している3名に、2015年を振り返ってもらいました。一人は、多くの外国人にPET等の検査を実施している西台クリニックの画像診断センター国際部・部長 綾部泰之様、二人目は弊社と提携関係にある健康管理会社・大連悠游国際医療健康管理株式会社の代表取締役 呂呈剛様、そして弊社国際医療支援事業部・医療コーディネーター/医療通訳士の劉 リナの3名です。それぞれの立場から、今年1年を振り返った医療ツーリズムについて語ってもらいました。

国籍も年代も多様化傾向にある外国人受診者

西台クリニック
画像診断センター 企画部・部長
綾部 泰之

●西台クリニックの概要についてお教えください。
当院は2000年10月よりPET検査を開始して以来、8万件を越える検査を行ってきました。現在でも、検診比率(検診数/保険数)は70-85%と、PET施設では珍しく検診比率の方が高い医療機関です。
医療ツーリズムへの参入は2009年12月で、その時に中国本土からの7名の受診者に、がん総合コース(PET/CT、MRI、超音波検査、血液・生化学検査を組み合わせた総合検診コース)を受診していただいたのが始まりで、現在までに500名を超える方々に受診していただいております。

●海外からの受診者は増えていますか?
受診者数は、2015年6月末に昨年一年間の受診者数を越えました。
訪日外国人の購入額は、2015年9月末に昨年一年間の購入額を超えたそうですが、当院では、昨年一年間の検査売上高を今年5月途中に超えました。“医療ツーリズム”の方が先行して進んでいっているようですので、観光庁が2009年から実施してきた医療ツーリズムプロジェクトが軌道に乗り始めたといってもよいと思います。

●いつ頃から増え始めたなどの傾向はありますか?
今年に入ってから(1月より)増えてきていましたが、問い合わせ数は、4月以降、顕著に拡大してきました。5月ごろより日本人の検診受診者が前年同月比で、1.3倍~1.4倍に増えており、日本人の方は、1.5ヶ月~2ヶ月前に予約をするので、海外の方が1ヶ月前に予約する際には、既に検査枠が埋まっており、案内できない状況です。5月以降、現在(2015年10月末)まで、毎月10名~30名の方には、検査枠が埋まってしまって、案内できない状況が続いており、海外コーディネーターの方々には、大変申し訳なく思っています。

●受診者の検査目的やプロフィールに変化はありますか?
検診目的の方があることは変わってないですね。ただ、少数ながら、がん患者の再発検査目的での受診者が少しずつ増えて来ております。また、日本でのがん治療を目的にしたがん患者の検査が増えてきたように思います。
国別では、中国本土からの受診者が75%以上を占めるのは変わりありませんが、今年の特徴は、ベトナム、ロシアなどの国からもグループで受診する方が増えてきたことです。
年齢層の変化は、中国では、以前は、ご両親を連れて息子さん夫婦が受診する、という方が多くいましたが、昨年ぐらいより、ご自身のための受診、というのが、PET/CT検査の認知度向上に伴って、増えてきたように思います。
ベトナムでは、事業家や政府関係者が受診するついでに、息子さんにも受診させる方が多く、ご子息の世代では、20歳代の方が比較的多いです。また、ロシアについては、事業家/石油事業関係者が、ご夫婦でご受診することが多く、年齢層は40歳以上が多いです。

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西台クリニックでの検診をご希望の方は是非弊社にお問合せ下さい。
予約代行から通訳派遣までをワンストップでご提供致します。
日本抗加齢センター 国際医療支援事業部 TEL:03-3511-1170 E-MAIL:info@koukarei.com
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重要性を増している医療通訳士・医療コーディネーターの質

日本抗加齢センター株式会社提携エージェント(中国)
大連悠游国際医療健康管理株式会社
代表取締役 呂 呈剛

現在中国では毎年約337万人もの方がガンに罹患しており、(実際には恐らくこれよりも多いと考えられる。)そのため、多くの国民がガンの早期発見を強く求めています。しかし、中国国内でガンの健診がまだ広く普及していないため、特に富裕層を中心に、海外へと健診や治療を受けに訪れる傾向が高いのが現状です。
日本では、東京に限らず至る場所に先進的な治療の方法、設備、薬品、そして施設があります。しかも円安の影響により、日本の検査や治療等の費用は、中国国内とほぼ同程度になってきました。また、特にガンの治療については日本の医療機関の方が中国よりも優れており、治療効果も高いと言われていることから、医療目的で訪日する中国人が増えていると思われます。

しかし、課題もあります。一つが、中国の訪日ビザを取得する際の煩雑さ。ビザ申請の手続きが他の国よりも面倒で、さらに医療ビザの場合は審査期間が長くなり、より複雑になっています。これは制度上の問題なので、システムが改善されることを待たざるを得ません。
もう一つは、日本で健診や治療を受ける際に、通訳者・翻訳者の医学用語や医療機関に関する知識が乏しいこと。医療の現場で正確な通訳が行われないようなケースや、受診者が日中(医療)文化の違いを理解できずに誤解が生じてしまうようなケースもまだまだ多くあります。検査や治療を円滑に行うには、通訳や翻訳の言語面での質と一連の流れを計画的に遂行するためのコーディネート力が重要になります。我々が日本抗加齢センターと提携したのは、これらの課題が解消されるからです。

中国では大気汚染を含め、環境の悪化がまだ続くと考えられています。国民の予防医療に対する関心や意識は益々高くなり、今後、健診や治療を求めて日本を訪れる受診者がより多くなると考えています。我々も今後、日本抗加齢センターとの連携をより強め、一人でも多くの方の健康増進に貢献できるよう、業務に邁進して行きたいと思います。

2015年を振り返って/医療通訳士として通訳の現場から

日本抗加齢センター株式会社
国際医療支援事業部・医療コーディネーター/医療通訳士(治療通訳担当)
劉 リナ

今年の業務を振り返ってどうであったかと聞かれたら、私は迷わず「豊作の一年間でした」と答えるでしょう。医療通訳士として、健康診断や高度な検診、治療や検査を目的に訪日される方々の通訳業務を担当させて頂いたこの一年間は、非常に大きなやりがいを感じた時期となりました。例えば検診で早期のガンが見つかりすぐに治療をすることで回復に向かったり、難しい病気を患っている方が日本で検査や治療ができたことであったりという、日本の最先端医療の第一線でこれら患者様達のお手伝いができたことが、私がこの分野でより前進して行く大きな糧となっております。

もちろん、それら結末がハッピーエンドばかりではありません。中には、病気の進行具合により、或いは、希望する日程での検査や診察の予約が取れない等の理由から、患者様の訪日そのものが取り止めになるようなケースもあります。
だからこそ、健康が大事です。人生において、いつ、何が起こるかは誰にも分かりません。この仕事を通して、私は毎日命の尊さを感じることができ、健康で過ごすことのできる日々に感謝しております。

また、中国人の、日本の医療機関に対する捉え方に若干の変化があるようにも感じられた一年でした。中国では、大都市にある大きくて綺麗な大病院が、いわゆる優秀な病院だというようなイメージがまだまだあります。一方日本では、それこそ日本の至る場所の、小さな病院やクリニックでさえも、最新の医療設備が整っていますし、優れた名医がたくさんいらっしゃいます。医療機関を選択するのは最終的には患者様ではありますが、弊社は日本の医療に関する啓蒙も地道に行ってきました。また、弊社の経験値から、エージェントや患者様に対して医療機関やドクターをご提案することもあります。以前は、東京でないとダメ、テレビや雑誌に取り上げられているような先生が良い、綺麗で大きな病院じゃないと行かない、というような声が多かったですが、最近では、我々の提案を受け入れて貰えるケースも目立ってきました。これも、我々が実直に取り組んで培われたものが、提携エージェントや患者様との信頼関係に繋がったのではと自負しています。
また、通訳の現場でも、以前に比べてトラブルも少なくなっています。必要な情報や書類等を期限までにご提出頂けるケースも増えていますし、院内におけるマナーなども大きく向上しているように感じています。その分、我々は通訳業務により集中できるという相乗効果が生まれてもいます。

中国人の健康に対する意識が益々高まる中で、医療通訳士の需要も今後さらに増えると予測されています。こういうときにこそ気を引き締めて、わざわざ日本までいらっしゃるお客様に、医療通訳士としての高品質なサービスのご提供や、おもてなしの心による、より良い接遇を心掛けて行きたいと思っています。
日本抗加齢センター・営業企画部管轄の『国際医療支援事業部』の事業方針は、一つ一つの案件を「丁寧に」「真摯に」「毅然と」「慎重に」「スピーディー」に進めて行くことです。「地道に、汗をかきながら、時間を掛けながら事業を形成し、お客様との信頼関係を築いていく」という方針です。医療という領域に携わる社会的/人道的な責任感を忘れないようにと、常々言われます。これら方針や理念に反れることなく、来年もより一層頑張って行きたいと思っています。

求人情報/日本抗加齢センターに依頼のあった求人情報の一部をご紹介します。

こちらでは弊社が扱う求人情報の一部をご紹介します。貴方に合う求人情報が見つからない場合は、直接弊社の『就職諮詢服務』にご連絡頂ければ、中国語の出来るスタッフが貴方の状況に合わせて求職のお手伝いをさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ 日本抗加齢センター 人材サービス事業部
TEL:03-3511-1170(受付時間 平日10時~18時)
E-MAIL:info@koukarei.com
企業 募集職種 年齢 勤務地
製薬 学術情報部門のマネージャー 40~49歳 東京
製薬 発注・在庫管理担当サブマネージャー 35~49歳 つくば市
製薬 新薬メーカー出身者で、製剤の工業化検討・
スケールアップ・生産技術の部門に詳しい方
50~60歳 つくば市
製薬 安全管理部のお客様相談、添付文書作成関係 不問 東京
製薬 信頼性保証本部(品質保証) 不問 滋賀
製薬 バイオ製剤開発経験者・無菌製剤製造経験者 不問 岐阜

その他、日本の医師免許、看護師免許、薬剤師免許取得者、母国で医大/看護大/薬科大をご卒業されている方、製薬/治験企業での研究開発職、ファーマコビジランス、CRA、統計解析(SAS)などの経験者は是非弊社にご登録ください。
弊社は中国人留学生を中心としたグローバル人材のための就職・転職支援を無料でご提供しております。
弊社のキャリアコンサルタントが「履歴書」や「職務経歴書」等の書き方指導他、面接対策、キャリアデザインなども全て無料でご提供しています。

医療通訳募集!
日本抗加齢センターでは、中国語・医療通訳士を随時募集しています。医療通訳士としてのスキルを確認する無料『通訳スキルテスト』を受けてみませんか?
詳しくは下記にお問い合わせください。
お問い合わせ 日本抗加齢センター株式会社 人材サービス事業部
TEL:03-3511-1170(受付時間 平日10時~18時)
E-MAIL:info@koukarei.com

Information

『医療通訳中期コース(仮称)』2016年4月より開始します!

過去12回に渡り開催した医療通訳士養成集中講座。医療通訳士としての心構えや、基本原則となる日本のマナー、医療用語や通訳スキルの基礎をベースに講座内容を組み立て、これまでご提供して参りました。合格者も述べ400名以上となり、多くの方が各方面でご活躍されています。

昨今では医療ツーリズムも益々活性化し、健康診断などの予防医療に加え、治療や美容目的で訪日される外国人(中国人)も増加傾向にあります。そんな中、既にある程度のベースを身に付けた方々より、以下のような声が多く挙がっておりました。

「より実践に即した内容の多い講座を受けてみたい」「中・長期の期間、医療通訳の基礎から実践編までを身に付けるような講座を受けたい」「学校のように定期的に通いながら、もっと深く医療通訳について勉強がしたい」

今までの養成集中講座をカテゴライズするならば、いわば初級編となります。医療ツーリズムのマーケット拡大傾向や、医療通訳士の需要増加に伴い、ワンステップ上の講座のご提供が必要不可欠になっていると弊社も判断しました。
そこで、2016年4月より、『医療通訳中期コース(仮称)』を開始致します。

■開始時期:2016年4月―
■期間:検討中(数か月のコースを予定しています)
■場所:都内を予定しています
■募集人数:検討中(ひとクラス最大で数十名を予定しています)
■費用:検討中(出来るだけリーズナブルな料金形態でのご提供を検討しています)
■内容:検討中の内容のため、変更の可能性もございます
●予防医療(健康診断/PET検査/各種検査)について
●生活習慣病について
●がん及び日本のがん治療について
●セカンドオピニオン外来について
●高需要と考えられる日本の最新医療・治療等について
●日本の医療機関とは(日本の医療に関する海外への啓蒙について)
●医療通訳士に必要なボキャブラリー/テクニックについて
●医療機関での実習トレーニング(実際に医療の現場で実習を行います)
年明け1月中には詳細を決め、募集を開始致します。
尚、当講座に興味やご意見のある方は弊社までお知らせ下さい。

日本抗加齢センター株式会社
『医療通訳中期コース(仮称)』事務局
E-MAIL:kouza@koukarei.com

今後益々需要の増える医療通訳士@日光 弊社では特に日光や宇都宮市周辺に在住の医療通訳士候補を大募集します

獨協医科大学日光医療センターでの受診に関するお問い合わせも増加しており、業務提携を開始した9月以降の受け入れ実績も伸びています。昨今益々日本における医療ツーリズム市場が拡大する傾向にありますが、それは、医療通訳士需要の大幅な増加も意味します。日光での医療通訳業務に興味のある方は是非お問い合わせ下さい。(尚、医療通訳業務未経験者でもお問い合わせは可能です)。例えば、日光や宇都宮市周辺に在住で、自分も医療通訳として働いてみたい、という方々が一定数以上集まれるようであれば、弊社のコーディネーター/医療通訳士が現地まで訪問の上で、特別集中講義を無料でご提供します。知人や友人をお誘いあわせの上、是非お問い合わせ下さい。日本抗加齢センターの医療通訳士養成事業は、きっかけと経験を与え、ステップアップの場として皆様に貢献することを理念としています。

獨協医科大学日光医療センターで受ける、温泉宿泊付人間ドック【1泊2日】

●宿泊:下記のホテルからお選びいただけます
あさやホテル   ・ホテル鬼怒川御苑 ・鬼怒川グランドホテル(夢の季)
鬼怒川金谷ホテル ・鬼怒川温泉ホテル ・ホテルサンシャイン鬼怒川

●検査項目(基本人間ドック)
身体測定・・・身長体重 身長、体重、肥満度、 BMI、腹囲、血圧測定
内科診察・・・専門医による問診、診察
外科診察・・・直腸診、乳房視・触診
眼科測定・・・視力測定、眼底カメラ、眼圧測定
聴力検査・・・簡易聴力検査(オージオメーター)
尿検査・・・尿一般(比重、蛋白、糖、潜血、ウロビリノーゲン)
便検査・・・潜血、寄生虫卵
血液検査
 ◇貧血など・・・白血球、赤血球、
  ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板 、
  血液像
 ◇血沈・・・血沈
 ◇血液型・・・ABO、Rh
 ◇肝機能検査・・・AST、 ALT、 ALP、
  γ-GTP、総蛋白、ZTT、LDH、
  総ビリルビン、アルブミン、
  γ-グロブリン、コリンエステラーゼ
 ◇腎機能検査・・・クレアチニン、BUN
 ◇膵機能検査・・・アミラーゼ
 ◇脂質検査・・・総コレステロール、中性脂肪、LDL-コレステロール、 HDL-コレステロール
 ◇炎症反応の有無・・・CRP
 ◇痛風の検査・・・尿酸
 ◇リウマチの検査・・・RA
 ◇梅毒の検査・・・梅毒反応(定性ガラス板、 TPHA)
 ◇肝炎の検査・・・B型肝炎(HBS抗原) 、C型肝炎(HCV抗体)
 糖尿病検査・・・血糖、 HbA1c
 呼吸(肺)機能検査・・・努力性肺活量、%肺活量、1秒率
 心電図・・・安静時心電図
 X線検査(胸部)・・・胸部X線検査
 胃内視鏡検査・・・電子内視鏡検査
 超音波検査・・・腹部超音波検査(肝臓、胆のう、膵臓、腎臓など)

●オプション検査
・超音波検査(頚動脈)        ・超音波検査(乳房)
・マンモグラフィー(乳房X線検査)  ・骨密度検査
・脳MRI検査 
・血液腫瘍マーカー【AFP/CEA/CA19-9/PSA(男性のみ)/CA125(女性のみ)】
・血管年齢検査            ・PET/CT検診

●検査のお申込み
獨協医科大学日光医療センターでの検査のお問い合わせやご予約/お申込みは、
日本抗加齢センター(株)内の『日光医療センター予約受付』までお願い致します。
外国人受診希望者に関する件で獨協医科大学日光医療センターに直接ご連絡頂きましても、
受付対応は行っておりませんのでご注意下さい。

●料金
『検査宿泊セット費用+コーディネート料』となります。
 ▼検査/宿泊セット費用ご参考▼
 ・あさやホテル【86,510円~】       ・ホテル鬼怒川御苑【79,550円~】 
 ・鬼怒川グランドホテル【93,400円~】   ・鬼怒川金谷ホテル【102,710円~】
 ・鬼怒川温泉ホテル【84,350円~】     ・ホテルサンシャイン鬼怒川【84,350円~】
 ▼コーディネートフィーに含まれるサービス内容▼
 ・医療通訳サービス・・・お客様1人に1名の医療通訳士(2日間)が付きます。
 ・予約代行サービス・・・ご希望日での日程確認からご予約調整等のサービス
 ・事前説明/問診票書き方指導等・・・検査に当たっての注意事項や問診票の書き方指導等のサービス
 ・ホテル料金は季節により変動する場合がございます。

■オプション検査の料金やコーディネートフィーなど、先ずは弊社までお問い合わせ下さい。
検査をご希望の方にはお見積り(無料)をご案内致します。【TEL:03-3511-1170】

■検査結果の翻訳について
検査結果の中国語への翻訳サービスは、お客様がご希望の場合のみご提供致します。
翻訳は全て医学博士クラスの翻訳者が担当致します。
料金・・・28,000円+消費税

お問い合わせ 日本抗加齢センター 日光医療センター予約受付
TEL:03-3511-1170(受付時間 平日10時~18時)
E-MAIL:info@koukarei.com

活動報告 日本抗加齢センターの最近の活動をご紹介します。

国際観光医療学会学術総会参加報告(3)

去る9月5日(土)に北海道旭川市で開催された『第6回・国際観光医療学会学術集会』の参加報告。3ヵ月に渡ってご報告させていただきましたが、最終回となる今号では、コーディネート業務の重要性を掘り下げていきたいと思います。

■コーディネートの重要性
弊社の国際医療支援事業を通じて実感することとして、日本の医療機関が想像する以上に海外からの日本の医療に求めるサイズが大きく、スピードも早いと、以前の雪中送炭でも述べました。今回の学会発表のお話の中にも、医療通訳士もさることながら、コーディネーターの質の重要性に関して度々触れられる場面がございました。治療や検査を目的とした海外からの患者さんを医療機関が受け入れる際に、正確な情報の事前の伝達や収集、考えられる事前のリスクヘッジ、治療中の言語や生活面におけるケアや治療後のサポートなど、医療機関の求める水準を満たすレベルのコーディネート業務を提供できなければ、その受入は困難となり、また取り返しの付かないような事態が起こり得るという内容です。
弊社の手掛ける、例えば人間ドックなどの案件でも、被検者が当日医療機関でオプション検査を選択できることを初めて知った、などや、PET検査の案件において、被検者の血糖値が高すぎて検査を行うか否か当日になって相談するに至った例など、エージェントが予め被検者に周知させる情報を明確に伝えていないがために起こる残念な事例も過去にございました。医療機関と被検者/患者の間に、必要数以上のエージェントが介入することのデメリットも時には問題となります。我々コーディネーターとしては、可能な限り被検者/患者との直接的なコンタクトを望みますが、ビジネスが複雑に絡み合った場合、エージェントがそれを避けるケースが大半を占めます。期限までに必要な情報が届かない、周知させる情報が伝わっていない、検査当日に立ち会うはずのエージェントが来ない、エージェントの手配した医療通訳士に医療の知識や語彙が足りないなど、不測の事態が度々起こります。
弊社にとってエージェントはクライアントにはなりますが、医療という特性を考えた際に、前述の例が生じた際にはクライアントに事実確認を行い、二度とこのような事が起こらないように協議を重ねる、或いは、弊社の経験値からそれら改善点などをアドバイスさせて頂く、場合によっては以降のお取引をご遠慮頂くケースもございます。医療機関に対しては円滑な医療サービスを提供できるために、患者さんに対しては少しでもその不安を取り除くために必要なのがコーディネート業務ですから、きめ細かく丁寧に、ミスのないように緊張感を持って業務に臨む大きな責任がございます。

■様々な発表をどのように咀嚼して向上を図るか
医療機関、コーディネーター、政府、コンサルタント企業、行政など、今回は実に様々な角度から国際観光医療に携わり、第一線でご活躍されていらっしゃる方々の発表を拝聴することができました。各種課題や取り組み、実績や現状など国際観光医療を複合的に捉えた多くの情報がございましたが、我々コーディネーターとしてはこれらをどう咀嚼して、今後の向上に繋げるかが重要と考えています。患者さんのためにより良いサービスは何か、医療機関にとって痒いところに手の届くサービスは何か、観光事業に貢献できる範囲は何か、エージェントの連携を深めるために必要なのは何か、国家や諸外国に対して貢献できることは何か、改めて弊社の事業を整備してそれらに邁進する活力となる、大きな契機となりました。
次回の、第7回・国際観光医療学会学術集会は-外国人観光客2,000万人時代を迎えて-をテーマに、2016年10月8日、千葉県浦安市で開催の予定ですので、追ってご報告させて頂きます。
―日本抗加齢センター株式会社・営業企画部(国際医療支援事業/グローバル人材開発紹介事業/海外向け医療PRコンサル事業/医療通訳・翻訳事業)部長 荘司泰也―

中国人スタッフの連載コラム   国際医療支援事業部 コーディネーター/医療通訳士 李 ジン(日本滞在歴:6年)

[うなぎの老舗]
うなぎの老舗は数多くありますが、私の住まいから割と近い両国駅の近くにあるこのお店は、明治10年創業の老舗で、ちょっとした贅沢をしたい時に食べに行くところです。最初にこのお店に来たのは、中国から遊びに来た親戚の付き合いでした。100年以上の歴史を持つ老舗で食事をしたいと言われて、調べてみたらこのお店が出て来て、一緒に行ってみたのです。何故老舗で食事をしたいかを聞いたら、100年以上一つの物を作り続けて、美味しいのはもちろん、一つの物をもっと良くする為に頑張る姿が美しい、究極の美味しさ(良さ)を追求する精神が日本人の魅力だと言われました。なるほどと同時に、老舗で食事をすることが好きになりました。その美味しさに込めた信念とストーリーに魅了されたのです。

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本書は医療通訳士を目指す中国人の方はもちろんのこと、一般の方にもわかりやすく読めるよう編集しました。急なトラブルや事故、または体の不調により医療機関に訪れる際に、すぐに役立つ内容が満載されていますので、ぜひお手元に置かれることをおすすめいたします。
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■書名:雪中送炭 医翻手册
‐医療通訳ハンドブック‐
■著者名:照川眞木・楊 筱蓉・
上野昭代
■出版社:万来舎
■監修:日中医療交流協会

■目次

はじめに「雪中送炭」のこころで

第1章/日本の医療システム
日本と中国における医療習慣・システムの違い
日本における医療施設の分類
医療施設における一般の診察の流れ
日本の医薬分業システムと処方
入院・治療・検査の流れと心得
日帰り手術・人間ドックの流れ
外国人が利用できる医療施設について

第2章/医療通訳という仕事と心構え
一般通訳と医療通訳の差異
医療通訳において持つべき倫理
医療通訳において持つべき知識と注意
医療通訳現場の理解と振る舞い
手術の場合の適正通訳(IC・同意書)実践例
人間ドックの場合の適正通訳・実践例
医療通訳士Q&A

第3章/医療通訳士として身につけておきたいマナー
日本における職業意識
マナー基本五原則
医療通訳士としての心得
医療通訳にあたる前に

資料集/日本独特の痛み表現と翻訳の難しい表現

人体各部位の名称一覧
問診表
造形CT検査説明書・同意書

日本企業への就職を希望する中国人の皆様へ 就職咨詢服務 中国人就職相談サービス

日本企業への就職を希望する中国人のための相談窓口「就職咨詢服務」を開設しております。日本語でも中国語でも対応できるこのサービスは、文化や習慣の異なる日本の企業に就職するための情報から、就職の心構え、企業情報など広くアドバイスいたします。相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ 日本抗加齢センター 就職咨詢服務
TEL:03-3511-1170(受付時間 平日10時~18時)
E-MAIL:info@koukarei.com

中国人の採用をご希望の企業様からのお問い合わせもお待ちしております。

ご意見・ご感想大募集! 雪中送炭通信に対するご意見やご要望・ご感想をお聞かせください。
今後の編集に反映させていただきたいと思います。
●ご意見・ご感想等はメールで
E-MAIL:info@koukarei.com
※ メールの件名欄に「雪中送炭通信」と入力の上ご送信ください。

★	次号は、1月8日(金)に発行する予定です。

中国語・医療通訳 随時募集中 医学の知識のある方、大歓迎!

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ご意見・ご感想大募集!

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